収納が少ない玄関のお悩み解消DIYアイディア
玄関は、靴や傘、コートやジャンパーなど収納したいものがたくさんあるにもかかわらず、スペースが限られています。
ましてや冬の間は防寒グッズも増えますので、玄関に圧迫感が出てしまいます。
今回は、収納が少ない玄関のお悩みを解消して収納を快適にするDIYアイディアをお伝えします。
目次
簡単にできる壁掛けフック
玄関に壁掛けフックがないため、市販のコートハンガーやコートフックを使っているという方は多いと思います。
冬になるとコートやジャンパー、帽子の量が増えて無理やり掛けたコート達が山のようになっている玄関もよく目にします。
一か所にすべてを掛けるのではなく、壁掛けフックを上手に使ってバランスの良い収納へ変えてみませんか?
※1ワンバイフォー材などの木材とフックがあれば誰でも簡単に作ることが出来ます。
適度な長さにカットした木材にお好みのペンキを塗って、フックをネジで取り付けます。
DIYなら、掛けたい場所にフックを取り付けられますから、例えば子どものジャンパーは子どもの背丈に合わせた高さに設置でき
ますね。
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賃貸で壁にネジを打つことが出来ない方には、キズが目立ちにくい“※2石膏ボード用フック”があります。
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板に三角吊り金具を付けてフックに引っかけます。
ただし、耐荷重が決まっているので注意が必要です、掛ける枚数を決める、帽子など軽いものを掛けると良いですね。
※1 ワンバイフォー材(1×4材)とは、規格の統一された木材で幅89mm×厚み19mm、長さは約900mm、1800mm、2400mm、3600mmの展開が一般的です。リーズナブルで加工しやすくDIYでよく使われています。
※2 石膏ボード用フックとは、石膏ボードの壁材はネジが止まらずとれてしまうため、石膏ボード専用のくぎを数本クロスさせて打ち込むことで保持力を高めるように作られた商品です。
隙間を収納として活用するDIY
限られた空間で収納力をアップさせるには、わずかな隙間も見逃せません。
隙間を利用して、ハンカチやティッシュ、エコバッグ、マスクなど、出かける時に必要なアイテムをカゴに入れて置いておくと便利です。
突っ張り棒に木材を乗せて簡易棚を
軽いモノなら突っ張り棒を使ったDIYがオススメです。
突っ張り棒だけでも十分吊り下げ収納として活用できますが、木材を乗せた簡易棚は、安定感があって見た目もスッキリします。
突っ張り棒は100円ショップで手に入ります。サイズも18㎝~100㎝ほどまで幅広いサイズ展開があり色や柄も選べます。
隙間の幅に合わせてチョイスしてみてください。
突っ張り棒に乗せる木材は、軽い杉やヒノキなどがオススメです。
隙間の幅に合わせてカットします。
木材を乗せただけでは棚板がすべり落ちてしまいますので、落ち防止のための細い木材(1センチ角くらいの工作用木材でOK)も用意します。
こちらを、棚板の長辺に合わせてカットし、木工用ボンドで端に固定します。
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隙間に突っ張り棒を2本渡して、棚板を乗せれば簡易棚の完成です。
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すきまにピッタリサイズの棚をDIY
ひとことに隙間と言っても、どのくらいの幅の隙間なのかはお家によって様々です。
市販の収納グッズは隙間に合わずムダなスペースが出来てしまう事があります。
そこで、幅にピッタリの棚をDIYして無駄なくスペースを活用してみましょう。
ここでは、すのこを使った棚をご紹介します。
<材料>
ホームセンターで売っている桐すのこ(33㎝×75㎝)1枚
100円ショップの桐の木材(15㎝×40㎝)3枚(隙間の幅に合わせてのこぎりでカットしてください)
25mmのネジ12本
のこぎり
(お好みでペンキと刷毛)
①すのこをのこぎりで縦半分にカットします。
②すのこの下駄を向かい合わせて、下駄の上に桐の木材を乗せます。
木工用ボンドで固定します。
③下駄と板の接着部分をネジでとめます。
お好みでペンキを塗って完成です。(ペンキを塗らなくても問題ありません)
すのこは通気性が良く、加工しやすいので初心者にも扱いやすいです。
長ぐつやブーツを収納するのにオススメです。
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扉裏を活用した収納
収納力アップできるのは隙間だけではありません。
収納上手は扉裏も有効活用しています。
細かいモノをたくさん吊り下げたいなら、ワイヤーネットがオススメです。
100円ショップではいろいろな大きさのワイヤーネットと専用のフックやラックが売られています。
粘着フックは一度貼り付けると簡単に剥がすことは出来ませんが、ワイヤーネットなら専用フックを好きな位置に好きな数だけ取り付けられます。
靴の邪魔にならないように取り付け位置を調整できるから、扉裏を無駄なく収納スペースとして活用することが出来ます。
ワイヤーネットは結束バンドで連結することもできますので、扉の大きさに合わせてカスタマイズしても良いです。
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壁面収納のDIYで収納力アップ
玄関にクローゼットがない方にオススメのDIYは壁面収納です。
最近は壁や床に傷を付けない、“突っ張り方式”の壁面収納が人気です。
床と天井の間に柱を取り付けることで、柱の好きな位置に棚を設置できるので、賃貸にお住まいの方はもちろん、収納のアレンジを楽しみたい方、気軽にDIYを楽しみたい女性にも喜ばれています。
突っ張り方式の壁面収納に必要な基本の材料は※3ツーバイフォー材、「ラブリコ」または「ディアウォール」です。
※3ツーバイフォー材(2×4材)とは、規格の統一された木材で幅89mm×厚み38mm、長さは約900mm、1800mm、2400mm、3600mmの展開が一般的です。
「ラブリコ」「ディアウォール」とは、ツーバイフォー材専用のアジャスターで、床と天井の間に木材を突っ張らせるための強力な突っ張りパーツです。(上下で1セット)
ここでは、「ラブリコ」を使った柱の取り付け方をご紹介します。
メジャーで床から天井までの高さを測ります。
天井の高さからマイナス95mmの長さでツーバイフォー材をカットします。
木材はホームセンターでカットしてもらえます。(有料です)
木材の両端にラブリコを取り付けます。
木材を垂直に立て、ジャッキを回して突っ張れば設置完了です。
(作業の前に天井が浮かないかどうか棒で突いて確認してください。)
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柱を2本設置すれば、柱の間に棚板を付けることが出来ます。
ワンバイフォー材を棚板として使うとスリム棚になります。
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板にフックを取り付けてコート掛けに。
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柱2本に有孔ボードを取り付けて帽子やアクセサリーの収納に。
有孔ボードとは、穴あきボードとか、パンチングボードとも呼ばれていて、穴がたくさん開いた合板、ベニヤ板です。
穴に差し込む専用フックがありますので、フックを好きな位置に取り付けることが出来ます。
目隠しパーテーションとしての活用も人気です。
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まとめ
いかがでしたか?
玄関が狭い、収納スペースが足りないとお悩みなら、ぜひDIYに挑戦してみてはいかがでしょうか?
100円グッズでできるものから壁面収納まで方法は様々です。ぜひ自分に合ったDIYを試してみてください。
このトピックスを書いた人
サンオーホーム スタッフsanohhome admin
サンオーホームの管理人です。